コンサベーション

コンサベーション

Photo:©CI/Kana Yamashita

生物多様性を守るため、国際的な規模から、国や地域のレベルまで、国際機関、国家、企業、NGO、地域グループ、学術・研究機関などさまざまな主体による保全の取り組みが行われています。また、科学的、政治的、経済的、文化的あるいはそれらを合わせたものなど、さまざまな分野からの保全のアプローチが行われています。(保全の取り組みに関する情報提供をお待ちしています)

ICRI(International Coral Reef Initiative)
国際サンゴ礁イニシアチブ

サンゴ礁と関連生態系(マングローブや海草藻場を含む)の世界的な衰退に歯止めをかけ、健全な状態に回復させることを目的に、国際サンゴ礁イニシアティブ(International Coral Reef Initiative: ICRI)を設立することが、1994年に開催された第1回生物多様性条約締約国会議(CBD-COP1)において発表され、翌年の1995年にICRIの最初の国際ワークショップが開催されました。ICRIは、サンゴ礁の持続的利用と保全に関わる国や機関などの代表が対等な協力関係のもとで集い議論することができる、ユニークな国際パートナーシップです。 >> 詳細はこちら

KBA(Key Biodiversity Areas)
生物多様性重要地域

KBAは生物多様性保全のうえで国際的に重要な地域です。KBAは、国際的共通の基準と地域レベルでの保全の必要性に基いた範囲で特定されます。KBAの基準は、保全計画で用いられる「脆弱性」と「非置換性(ほかの地域に置き換えることができないこと)というフレームワークに基づいています。国際的に重要な保護地域の国内ネットワークを特定するために役立ちます。 >> 詳細はこちら

SATOYAMAイニシアティブ

里地里山は、農林業などの長年にわたる人間の働きかけを通じて、特有の自然環境が形成され、絶滅危惧種をはじめとする多くの野生生物が生息・生育する生物多様性の保全上重要な地域です。環境省が推進する「SATOYAMAイニシアティブ」は、里地里山に見られる智恵や伝統など世界各地域の自然共生の事例をもとに、二次的な自然資源管理の考え方や具体的な方法を整理し、自然資源管理の国際モデルを提案していくこととしています。
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IBA(Important Bird Areas)
重要野鳥生息地

IBA (Important Bird Areas) とは、鳥を指標にして重要な自然環境を選定し、それらをネットワーク化して保全や持続的な管理を促進させるための活動です。この事業はバードライフが世界規模で推進する独自の活動で、1980年代にヨーロッパで始まりました。アジアでは2,298ヶ所がIBAに選出され、1994年にデータ集として刊行されました。2005年現在、世界で10,000を超える地域が指定されています。
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生物多様性保全のための地域戦略

生物多様性条約の第6条に基づき、日本政府は「生物多様性国家戦略」を策定しています。95年に初めて策定されました。それ以降、これまでに複数回の改訂が行われています。
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生物インベントリー

生物インベントリーは、地域に生息・生育するすべての種のリストのこと。哺乳類、維管束植物などの分類群ごとに編まれます。地域の生物多様性把握の基礎となるもので、これには分類学的知識が必要になります。

GBIF(Global Biodiversity Information Facility)
地球規模生物多様性情報ファシリティ

GBIFは、生物多様性に関する情報の構築と活用を進めるために、2001年に発足した国際組織で、49の国と39の国際機関等が協力して、世界中の生物多様性情報に誰でもアクセスできるようなデータベースネットワークを構築しています。GBIFには、分類学にとって特に重要な生物標本の情報が2000万件以上登録されています。

GTI(Global Taxonomy Initiative)
世界分類学イニシアティブ

生物多様性を保全するには、「どんな生物がいるのか」をまず知らなければなりません。そのために生物を命名・同定し、分類している学問を分類学といいます。世界分類学イニシアティブは、生物多様性保全の基礎となる分類学を発展させるために、生物多様性条約が1998年に開始したプログラムで行動計画に基づいて様々な取り組みを行っています。

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