クヌギは萌芽力が強く、伐採したところからヒコバエが生え、15年ほどで再利用が可能となる。伐採と再生を繰り返すと断面は腐朽菌などの影響でウロができ独特の様相を呈する ©2009 NHK
トチ餅をつくるため、81歳になる女性は秋になると毎年欠かさず沢沿いの森にやってくる。トチの実拾いは、シカやイノシシなど動物たちとの競争でもある ©2009 NHK
雑木林の王者カブトムシ。樹液やメスをめぐりオス同士の間では喧嘩が絶えない。低く構え、相手の腹の下にツノを差し込み、一気に投げ飛ばす ©2009 NHK
モリアオガエルは、森の中で昆虫などを食べて暮らしている。繁殖期、水面に張り出した木の枝などに1匹のメスと数匹のオスが集まり、白い泡の中に卵を産みつける ©2009 NHK
シイタケの菌を打ち込んだ"ほだ木"と呼ばれる丸太は、雑木林の中で2年間熟成される。"伏せこみ"と呼ばれる、シイタケ栽培の先人たちが編み出した日本独特の方法だ ©2009 NHK
ニホンミツバチが森の中から集めてきた蜂蜜は、花粉などのタンパク質が混じり黄金色の濃厚な味となる。ミツバチのために巣の半分を残しておくのがしきたりだ ©2009 NHK
古都・京都からそれほど遠くない琵琶湖の北西部。千年以上の昔から人々が田畑を耕してきた。棚田は雑木林と並ぶ里山景観の主要な要素のひとつ。文化的景観としても貴重だ ©2009 NHK
ヒキガエルを始め、多くの生物がやまおやじのウロを利用している。夏の夜、樹液を求めて集まってきた昆虫たちを狙ってヒキガエルも姿を現す ©2009 NHK
雑木林の春のシンボル・タチツボスミレで吸蜜するギフチョウ。幼虫はカンアオイを食草にしている。氷河期の生き残りといわれ、雑木林と運命を共にしてきた生きもののひとつだ ©2009 NHK
日本は国土の68%が森で覆われており、そのほぼ半分は自然林。残りは何世紀にも渡って人が手を入れてきた広葉樹や針葉樹の森だ ©2009 NHK
一覧へ戻る