沖縄本島北部にヤンバルと呼ばれる森がある。ここには、この地球上でヤンバルでしかみられない種も数多く暮らしいている Photo:©Takehiko Sato
ヤンバルの森はイタジイをはじめ、タブノキ、イジュなどを含む亜熱帯照葉樹林で構成されている。朝には森を流れる沢づたいに朝もやが立ちこめてくる Photo:©CI/Yasu hibi
森には降り注いだ雨を吸収し、湿度を一定に保つ機能がある。また、台風や潮風を遮り、そこで暮らす生きものたちに常に安定した環境を提供している Photo:©CI/Yasu hibi
絶滅が危惧されるクロイワトカゲモドキ(Goniurosaurus kuroiwae kuroiwae)。近年の大規模な森林伐採や違法捕獲などがその存在を脅かしている Photo:©Takehiko Sato
地上性のカメ。道路建設による山の乾燥化や側溝への墜落、交通事故などにより個体数の減少が危ぶまれている。沖縄諸島の沖縄島、渡嘉敷島、久米島のみに分布 Photo:©Takehiko Sato
鮮やかなオレンジ色の翅をもつ蛾の一種。森の中ではひっそりと葉の裏側に逆さにぶら下がっていることが多い Photo:©Takehiko Sato
俊敏に動きまわり、昆虫などを補食するカナヘビの一種。平地や草原、森林の開けた場所などに生息する。奄美諸島、沖縄諸島などに分布する固有種 Photo:©Takehiko Sato
体色を鮮やかな緑から褐色まで変化できるトカゲ。宅地造成や農地化にともなう森林の減少、商取引を目的とした乱獲などが個体群の縮小につながっている Photo:©Takehiko Sato
葉上のタテスジハエトリ。透明感のある体が印象的なクモの一種 Photo:©Takehiko Sato
森の中を流れる沢には、カエルやイモリ、トンボ類はじめとした多くの生きものが生息している。湿度が高く保たれているため、ランなどの希少な植物も自生する Photo:©Takehiko Sato
ほっそりとした体型のカエル。12月ごろに繁殖期を迎え、産卵は沢の源流部などでおこなわれる。沖縄本島、奄美、徳之島などに分布する固有種 Photo:©Takehiko Sato
自然林に囲まれた山間部の源流域にのみ生息する菱形の瞳が特徴のカエル。森林伐採や、林道ダムの敷設の結果、生息地は急速に失われつつある Photo:©Takehiko Sato
背面はおもに黒褐色で腹面が朱色のイモリ。土地開発にともなう生息域の減少や繁殖場所の縮小により個体数が減少している固有種 Photo:©Takehiko Sato
全長80-170cmの大型のヘビ。幅広い食性をもち、両生類から哺乳類、魚類、ハブなども襲うことがある Photo:©Takehiko Sato
おもにミミズを食べており、緑がかった背面に黄色の腹面が特徴。奄美諸島、沖縄諸島などに分布する固有種のヘビ Photo:©Takehiko Sato
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