FX用語解説その3|知っておきたい用語

マネー

ここではよく使われる用語・知っておくと便利な用語についてご紹介します。見慣れないものが多いのでとまどうかもしれませんが、用語の意味をしっかりおさえておきましょう。

FXで知っておくべき用語

米国通貨

ポジション

ポジションとは、外貨の持高(簡単に言うと残高)のことです。外貨を売り買いすると、このポジションが変化します。

例えば、100万円で1万ドルを買ったとしますね。この状態のことを買いポジションまたはロングポジションと呼びます。 逆に1万ドルを売った場合には、1万ドルの売りポジションまたはショートポジションと呼びます。

含み益・含み損

含み益とは、まだ売買を確定させる前の状態での利益(見込み)のことです。 含み損とは、まだ売買を確定させる前の状態での損失(見込み)のことです。 実際に決済をすれば損益が確定します。現時点で決済するとこれだけ損益が出ますよ…という状態のことです。

ロスカット

含み損が出ていて、これ以上損失を出したくない場合には損切り注文をすることもできます。これをロスカットと呼びます。 自分でロスカットをすることもできますが、自動的にロスカットしてくれるように「ロスカットレベル」をあらかじめ設定しておくことも可能です。

ロールオーバー

ロールオーバーとは、簡単に言うとポジションを「持ち越す」ことです。ポジションの損益が確定することを決済と言いますが、この決済を先送りにして、ポジションを持ち続ける状態のことを指します。 このロールオーバーを行うことで、スワップ金利が発生することになります。

チャート

チャートとは、過去の為替レートの動きをグラフにしたもので、売買のタイミングを図るときの参考になるものです。各FX会社のホームページなどで見られるので、確認しましょう。

トレンド

相場の方向性をトレンドと呼びます。例えば、最終的には為替レートが上昇に向かう時には「上昇トレンド」というように用いられます。

他にもFX用語はたくさんあります。実際に取引しながら少しずつ覚えていくことをお勧めします。