CBD/COP10

開発と貧困削減をテーマに生物多様性の日を記念

2010.06.04

東京湾埋立地で行なわれた植樹イベントの様子

東京湾埋立地で行なわれた植樹イベントの様子
提供:環境省

5月22日の国際生物多様の日に、世界70ヶ国以上で記念行事が開催されました。毎年テーマが設定されていますが、今年のテーマは「開発と貧困削減における生物多様性」。この日には、COP9開催国であるドイツ政府主導による「生物多様性行動の日」も50ヶ国以上で記念されました。

国連環境計画本部があるアフリカのナイロビでは、生物多様性条約事務局により、式典が開催されました。大量絶滅を追悼するベルが、イギリスと同時刻に鳴らされました。

世界各国では、学生やコミュニティの人々が「グリーンウェイブ」プログラムに参加しました。グリーンウェイブは、生物多様性条約における環境プログラムのひとつで、2008年にドイツで始まったものです。今回は59ヶ国で1,000近くのグループが、生物多様性の日を記念して、植樹を行ないました。キャンペーン大使として、カナダ人映画製作者であり探検家でもあるジャン・ルミール氏が指名されました。

来年2011年の生物多様性の日のテーマは「森林」です。生物多様性条約事務局長のアーメッド・ジョグラフ氏は、「森林は、もっとも重要な生物多様性の宝庫です。森林の健全性と生命力、そして、もたらされる恩恵は、種、遺伝子や生態系という生物多様性に直結しています。同様に、生物多様性は、私達を含む地球上の全ての生命につながっているのです」と述べています。森林は、陸上の3分の2以上の動植物の生息地です。また、炭素を吸収し、雨を降らせ、5,000種類以上の林産物を生み出すといった、生態系サービスを供給しています。

生物多様性条約事務局のウェブサイト: www.cbd.int

今年の国際生物多様性の日についてのメッセージ、声明、式典についてはwww.cbd.int/idb/2010をご参照ください。

Written by Yasuyo Kondo