国際
2009.12.20

インドネシアのサンゴ礁 © Conservation International/photo by Sterling Zumbrunn
コペンハーゲンで開催されていたCOP15が閉幕しました。
COP15では、海洋における気候変動の取り組みの重要性も注目されました。国連気候変動枠組み条約のCOPで初めて「海洋の日」が実施され、"気候レジームにおける海洋・沿岸・小島嶼開発途上国の重要性"に関して、モナコ公国アルベールⅡ世が基調演説を行い、欧州環境庁理事マクグレード教授、海洋・沿岸・島嶼の世界フォーラムの共同議長および事務局長でデラウェア大学のシャイン博士、インドネシア海洋水産大臣(MMAF)ムハンマド博士、イギリス環境・食糧・農村地域大臣ヒラリー・ベン氏などが講演し、39カ国から150人が参加しました。
森林保全でも重要な役割を持つインドネシアは、同時に海洋国家でもあります。 講演者の一人、ムハンマド博士は、「沿岸・海洋は、いまや地球規模の気候変動における中心課題だ」と述べました。気候変動により、海面上昇、地球温暖化によるサンゴ白化現象と海の酸性化が起きています。「全世界の海でつながる人々に、海洋資源を保全すると同時に、沿岸部や小さな島のコミュニティと地域住民を守ることを一緒に考えてほしい」と博士は言います。また、インドネシアのユドヨノ大統領が、2020年までに二酸化炭素排出を26パーセント、国際的な支援があれば41パーセント削減するなど、温室効果ガス排出削減する目標を掲げ、インドネシアは先導的な役割を担っていくことを明らかにしました。
また、インドネシア国民福祉担当調整相のスシロ教授は、気候変化とミレニアム開発目標(MDG)達成において、2009年5月に開催された世界海洋会議(WOC)とコーラルトライアングル(CTI)サミットの重要性を述べました。
島国であるインドネシアは、気候変化に脆弱です。今もなお開発途上にあるため、適応と緩和、技術移転への支援を必要としています。
関連ニュース:インドネシアの海洋保全と気候変動について