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6月8日は、World Ocean Day-人間が責任を持って海をきれいにしよう

2009.06.08

World Ocean Day01

Photo:©P.Skelton

私たちは表面の70%が海という水色の星、地球に住んでいる。

今、地球温暖化が話題になっているが、気候と海は切り離して考えられない。海は地球の気候に重要な役割を果たし、また、気候の変化に影響を受けやすい。

また、海は私たちの生活に影響を及ぼし、私たちも海に影響を及ぼしている。
健康な海は、余分な二酸化炭素を吸収するのを助け、世界中の人々に仕事を提供し、私たちに食物を供給し、気候や気温を調整する。

今、私たちの海は健康な状態とは言いにくい。人間は、石油・石炭などの化石燃料を燃やしたり、森林を伐採し、行き過ぎた農業の活動により膨大な量の二酸化炭素を流出している。海はそのほとんどを吸収しているが、次第に飽和状態に近づいている。その結果、海水は温暖化し酸性化し、海に混ざったいくつかの化学的物質は海洋動物や珊瑚が炭酸カルシウムの貝殻を形づくるのを難しくしている。

気候の変化やその他の影響により細菌や病気が新しい地域にはびこり、鯨のような海の動物たちが食物の不足問題に直面したり、北極熊は氷が溶け出すなど、生きる為に戦わなければならない。又、鮭もこれまでにないほど、激減してきている。海抜は世界的に上がり、沿岸地帯、特に低地の島々、ノースカロライナ諸島や太平洋にあるキリバス共和国を脅かしている。沿岸地帯を残すには、年々回数が増え、激しさが増していく台風や、沿岸に打ち寄せる大波、その他今までは考えられなかった気候にうまく順応していかなければならないだろう。

World Ocean Day02

Photo:©A.Vassallo

ほとんどの人たちは、健康な海、健全な気候が私たちの未来に必要であること、それが私たちの生活に密接な関係について気付き始め、積極的に行動し始めている。
私たちは沿岸地帯に住んでいようと、内陸部に住んでいようと、世界で共有する海のこれからの健康をめざして協力していかなければならない。又、将来の世代に海をどのような姿で残すのかについて深く考えなければならない。

私たちの大好きな海岸が海に没してしまっていいのだろうか。新しい薬や貴重な蛋白源になる可能性があるものを永遠に破滅させながら、色鮮やかで種々雑多なサンゴ礁がなくなっていくのだろうか。私たちは共に行動し、「水色のバックヤード」を守りながら、次世代に健康で活き活きした海を楽しんでもらおうではないか。

World Ocean Dayとは

World Ocean Day のコンセプトは1992年リオデジャネイロで開催された地球サミットでカナダ政府によって提案された。それ以降、非公式ながら毎年祝われている。2009年に、6月8日が公式にWorld Ocean Dayであると国連に指定され、これは、世界の海洋を守る為に重要な第一歩である。

World Ocean Day は毎年世界全体の海洋やそれぞれの海との関係を祝う機会を与えてくれる。世界中で水族館、動物園、博物館や大学、各学校、環境保護の団体、ビジネス関係の人々と協力し行事やイベントが開催される。

なぜ世界でOcean Day を祝うのか

世界(World)の海(Ocean)は、

  1. 私たちが呼吸している酸素の大部分を生み出している。
  2. 私たちに食料を供給する。
  3. 気候の変動を少なくする。
  4. 新しい薬を供給する可能性が高い。
  5. 私たちが飲む水をきれいにする。
  6. 無限のインスピレーションの源泉である。