CBD/COP10
2009.05.08
一般的な観賞用の水草として売られるウォーターレタスは、特定外来生物。水面いっぱいに生育すると日光をさえぎり水面の酸素循環を阻む。 Photo:©CI/Robin Moore
5月22日は国連の定めた国際生物多様性の日(International Day for Biological Diversity)です。毎年テーマを定めて世界各地で記念行事が開催されていますが、今年のテーマは、「外来種(Invasive Alien Species)」です。
国立環境研究所などの主催で開催されるシンポジウムが、「国際生物多様性の日シンポジウム2009"外来種の来た道、行く道"」。
「外来種と生物多様性」をテーマに、生物多様性条約事務局長のアーメッド・ジョグラフ氏、兵庫県人と自然の博物館長の岩槻邦男氏などによる基調講演のほか、「外来種問題の現状と将来」について、ハワイ、フランス、インドネシアなどの事例紹介とパネルディスカッションが行われます。また、「外国産クワガタムシの生態リスク評価」など、国立環境研究所の侵入生物研究チームによる主な研究成果を紹介するポスターセッションも行われます。
地球温暖化、森林破壊、水質汚染、砂漠化など、様々な環境問題が外来種の侵入と密接に関係しています。外来種(Alien Species)とは、人間の様々な活動に伴って本来の生息地から別の地域に移動させられた生物を指します。外来種の中には地域固有の生物の存在を脅かし、生物多様性に悪影響をもたらしたり、人間の生活や社会・経済に影響を及ぼしたりする種類もあります。しかし、悪いのは外来種そのものではなく、それを移動させる人間の活動なのです。
外来種のことを少しでも詳しく知り、それらを移動させている私たちの生活を見直すことで、生物多様性の未来を一緒に考えてみませんか。
「国際生物多様性の日シンポジウム2009"外来種の来た道、行く道"」
http://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/event/ev-090323.html
【国際生物多様性の日 記念イベント】
■5月9日(土)~6月6日(土)
「生物多様性とわたしたちの暮らし-食べものを通して-」展示
http://www.geic.or.jp/geic/2009/service/display/2009_05.html
■5月25日(月)
2010国際生物多様性年プレ企画 Ahmed Djoghlaf 生物多様性条約事務局長特別公開講演&意見交換会 国際生物多様性年まで221日 市民と研究者の役割
http://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/event/ev-090525.html
環境省プレスリリース(2009年4月21日)
「2009年国際生物多様性の日について」
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=11068
生物多様性条約「国際生物多様性の日」
http://www.cbd.int/idb/