CBD/COP10

G8環境大臣会合で生物多様性や気候変動などを議論

2009.05.08

気候変動、生物多様性、貧困など解決すべき環境問題はたくさんある

気候変動、生物多様性、貧困など解決すべき環境問題はたくさんある Photo:©Yasu Hibi

「G8環境大臣会合」が、4月22日(水)~24日(金)にイタリアのシラクサにおいて開催され、G8各国にブラジル、中国、インドネシアなどを含めた計21カ国・地域、10国際機関及びNGOや企業が参加し、「低炭素技術」「気候変動」「生物多様性」「子どもの健康と環境」のテーマで議論が行われました。

生物多様性のワーキング・セッションでは、生物多様性と気候変動や経済との関係、科学と政策の相関、2010年以降の枠組み構築等について議論が行われ、「生物多様性に関するシラクサ宣言(カルタ)」が取りまとめられました。

シラクサ宣言では、生物多様性と気候変動の相乗的政策を策定すること、遺伝資源へのアクセスと利益配分(ABS)の国際的枠組みにかかる交渉の2010 年までの完了に向けて作業を行うことや、各国、関係する国際機関、研究機関及びNGO の協力を支援することなどが決定されました。また、2010年の国際生物多様性年及び同年に開催される「生物多様性に関する国連総会のハイレベル会合」の重要性も強調されています。

斉藤大臣からは、森林減少を防止するための違法伐採対策を協力して進める必要性、「生態系と生物多様性の経済評価(TEEB)」の意義、自然資源の持続可能な利用と管理を促進するための「Satoyamaイニシアティブ」の推進、科学と政策の相関強化の必要性等について発言がなされました。さらに、来年開催される生物多様性条約COP10のホスト国として会議の成功に向け、関係各国・機関の協力が要請されました。

環境省プレスリリース(2009年4月27日)


生物多様性に関するシラクサ宣言(カルタ) 2009 年4 月24日採択
http://www.env.go.jp/press/file_view.php?serial=13464&hou_id=11086