FX用語解説その2|金利・利益

マネー

ここでは金利や利益に関わることについてのFX用語について説明します。

レバレッジ

ドル紙幣 FXは、取引するFX会社にまず証拠金を預けます。レバレッジとはこの証拠金の数倍から数十倍の額を取引することが可能になる仕組みのことです。レバレッジ○○倍と表示されていることが多いです。 少ない資金で何倍もの利益をあげることができる仕組みになっていて、FXの魅力の一つです。

10万円の証拠金で10倍のレバレッジをかけると、100万円の取引ができるようになります。1ドル=100円の時に100万円分買ったとします。1ドル=110円の時には10万円の利益になりますね。これがレバレッジの効果です。

ただし、1ドル=90円に下がってしまった場合には、10万円の損失になるのです。損失もレバレッジ分跳ね返って来るという点を忘れないでおきましょう。

最初のうちは、2?3倍程度の少ないレバレッジで取引していくことをお勧めします。

スワップ金利

スワップポイントとも呼ばれます。取引する通貨の金利の差を利用して利益を得る仕組みになっています。

金利の低い通貨で金利の高い通貨を買っておくと、その差額分の金利をもらえる、これがスワップ金利です。スワップ金利は毎日発生し、その状態を維持している限りずっともらえます。

そしてスワップ金利にも先にご紹介したレバレッジをきかせることができるので、その場合には金利は何倍にもなります。

スワップ金利をメインにFXを利用している人もいるほど、お得なのです。ただし、金利の高い通貨で金利の低い通貨を買えば、逆に差額分の金利を支払うことになるので注意が必要です。

スプレッド

為替レートには同じ通貨でも売値と買値との間に価格差があります。例えば米ドル/円が89.15?89.17となっている場合には、売値が1ドル=89円15銭で、買値が1ドル=89円17銭であることを指し、スプレッドは「2」となります。

このスプレッドとは、簡単に言うと、FX会社が仲介手数料として得る利益のことです。スプレッドには固定スプレッドと変動スプレッドがあります。変動スプレッドは得をすることもありますが、高くなることもありますから注意が必要です。

このスプレッドは各FX会社によって違うので、出来れば固定スプレッドでかつ低スプレッドの会社を選ぶようにするといいでしょう。